出口王仁三郎が自らの「血と肉」であるという『霊界物語』は、大正10年10月18日(旧暦9月18日)に口述が開始されるまでに、次のような経緯をたどっています。 (右)※霊界物語を口述する王仁三郎(大正14年8月26日 於丹後・由良の秋田別荘)
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新暦 | 旧暦 | 時 | 事柄 | ||||||||||||
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10月8日 | 9月8日 | 『神より開示しおきたる霊界の消息を発表せよ』との神教。 | |||||||||||||
10月11日 | 9月11日 | 出口王仁三郎聖師、京都府庁で本宮山神殿取毀命令を受ける。 | |||||||||||||
10月13日 | 9月13日 | 本宮山神殿取毀命令を受け、役員総辞職。 | |||||||||||||
10月14日 | 9月14日 | 大改革発表 出口王仁三郎聖師、二代様は隠退。 出口直日が教主に就任し、皇道大本を大本と改称す。 | |||||||||||||
10月15日 | 9月15日 | 本宮山における最後の月次祭。 | |||||||||||||
10月16日 | 9月16日 | 教祖の神影が『霊界物語』を催促。 | |||||||||||||
10月18日 | 9月18日 | 朝 | 『汝は執筆するを要せず、神は汝の口を藉りて口述すべければ、外山豊二、加藤明子、桜井重雄、谷口正治の四人を招き、汝の口より出づるところの神言を筆録せしめよ』との神教。 | ||||||||||||
昼 | 本宮山假神殿取毀工事奉告祭執行 聖師様は松雲閣にて『回顧録』の音読か? (『霊界物語』第14巻第17章(567)「一寸一服」) | ||||||||||||||
夕 | 聖師「回顧録の続編を口述するから、筆記して貰いたい」と外山豊二氏に声をかける。 | ||||||||||||||
晩 | 『霊界物語』口述開始
なお、午後十時より祭主・出口直日、祭員・湯川氏、村上氏によって、本宮山神殿昇神祭が執行された。 | ||||||||||||||
10月19日 | 9月19日 |
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10月20日 | 9月20日 | 本宮山神殿の取り壊し開始日 『霊界物語』第一巻「序」を出口王仁三郎聖師記す。(午後1時)
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霊界物語「天祥地瑞」を神劇化した第一回神聖歌劇(昭和10年 於大祥殿)
※中央は天の峰火夫の大神に扮した王仁三郎