はじめに「祭り」の意味について

まつりとは「真釣り合わせる」ということで、わかり易くいえば「調和、和合」という意味になります。

つまり信仰に目覚めて神と人との間のまつりを行うこと、この調和、和合こそがすべての基本であり、意義なのです。

愛善苑のご神前とみろく大祭に奉仕する青年たち
愛善苑のご神前とみろく大祭に奉仕する青年たち(2003年4月)


祭りには顕斎と幽斎があります

顕斎(けんさい)は形をもって形に対する方法です。神像もあり、宮殿もあり、祝詞文もあり像神を祭る感謝の道です。

一方、幽斎(ゆうさい)は霊をもって霊に対する方法です。ただ自分の霊魂をもって宇宙の霊魂に対する祈願の道です。

祭式とは顕斎の方法になるわけです。


では実際の朝夕拝に入ってみましょう


大神様

大神様
1. 大神様
大神様に毎朝お水とご洗米をお供え
2. 大神様に毎朝お水とご洗米をお供え
お給仕は三宝中央に水玉、手前にかわらけ二枚
3.お給仕は三宝中央に水玉、手前にかわらけ二枚
一揖
4. 一揖(浅く礼)
二揖
5.二拝(深く礼)
四拍手
6.四拍手


7.一拝をしてそのまま天津祝詞を奏上
御神号奉唱(二回)
惟神『霊幸倍坐せ(かむながらたまちはへませ)(二回)

8.四拍手


9.一拝をしてそのまま神言(朝拝)
感謝祈願詞(夕拝)



10.四拍手一拝一揖


11.讃美歌

12.四拍手一拝一揖



祖霊様



1.一揖一拝二拍手




2.一拝をしてそのまま祖先拝詞奏上
惟神『霊幸倍坐せ(二回)


3.二拍手一拝一揖




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